LOCTITE
塗布加工
LOCTITE

LOCTITE ® プリコーティング剤

  • LOCTITE塗布加工
  • 「プリコーティング型接着剤」はネジ部品のゆるみ止めとシール目的に開発された水溶性の製品です。
    プリコーティング型とはネジ山に予め接着剤をコーティング加工したもので、接着剤の塗り忘れ防止が可能となり、確実なゆるみ止め・シール効果を発揮します。
    これらの製品は、液状の嫌気性接着剤と同様なゆるみ止めとシール効果があり、硬化後は、三次元構造の熱硬化性アクリル樹脂となり耐溶剤・耐薬品性に優れています。又、ネジ接合部の腐食防止にも役立ちます。

    弊社は、お客様より製品をお預かりし、プリコート剤・塗り位置・塗り幅のご指示を頂き、その条件での塗布加工を実施しております。

反応型嫌気性プリコート剤(接着剤)

硬化剤だけをマイクロカプセルに包み、バインダーの中に嫌気性接着剤と一緒に分散させたタイプです。
そのため、嫌気性接着剤は安定性が良く、加工後も安定した棚寿命を確保します。
様々な用途に合わせ、以下の5種類の特性を有する接着剤の加工が可能です。

LOCTITE製品名 200 201 202 204 2045
特徴 高強度 耐熱用 嫌気性 最高強度 耐熱用(潤滑性)
破壊トルクN・m 17N・m以下 25N・m以下 17N・m以下 24.9N・m以下 10N・m以下
使用温度の範囲目安 -55~150℃ -55~200℃ -55~150℃ -55~150℃ -55~180℃

未反応型プリコート剤(シール剤)

非反応型のため保存安定性が高く、ねじ継ぎ手、プラグを始めボルトやビスに使用することにより優れたシール性を発揮させることを目的とした以下2種類の特性を有するシール材の加工が可能です。

LOCTITE製品名 513 516
特徴 プラグ等にコーティング
しておくタイプ
プラグ等にコーティング
しておくタイプ
使用温度範囲の目安 -55~175℃ -55~150℃